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文献詳細

雑誌文献

臨床外科47巻6号

1992年06月発行

特集 いまイレウスを診療する

C イレウスの処置と手術

非絞扼性イレウスの手術に踏み切る

著者: 蜂須賀喜多男1

所属機関: 1大垣市民病院外科

ページ範囲:P.740 - P.742

文献概要

 ポイント:非絞扼性イレウスでは保存的治療が優先するが,保存的治療によりイレウスが解除した指標としては,①腹部症状の改善,排ガス・排便の出現,②腹部単純X線撮影による小腸ガスの減少・消失,大腸ガスの出現,③吸引量の減少,④造影剤の結腸移行,があげられる.これらが認められない場合は,手術に踏み切る必要がある.長期にわたる保存的治療には問題があり,早期に手術適応の有無を判定することも重要である.それにはtubeによる小腸造影が有用である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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