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文献詳細

雑誌文献

臨床外科48巻1号

1993年01月発行

特集 消化器癌切除材料取扱いマニュアル

胃癌切除材料の取扱い(2)

著者: 中島聰総1 石原省1 太田恵一朗1 山田博文1 西満正1 柳沢昭夫2 加藤洋2

所属機関: 1癌研究会附属病院外科 2癌研究会附属病院病理

ページ範囲:P.38 - P.42

文献概要

 はじめに
 手術切除材料の取扱いに際して重要なのは,臨床所見と組織所見が精密に対応するように心がけること,院内で標本整理の手順,記載をできる限り統一し,個人差をなくすとともに常に正確に過去の症例と所見が比較対比できるようにすることである,胃癌切除材料の取扱いは,胃癌取扱い規約改訂第11版第2部“胃癌の組織学的分類”の頁に詳しく定められている1)が,これはガイドラインであって強制的なものではない.
 ここでは,われわれが1940年代から続けている術中・術後の切除材料の取扱い方,写真撮影,手術記載,病理学的検索方法など2,3)をこの流れに沿って紹介したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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