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文献詳細

雑誌文献

臨床外科48巻1号

1993年01月発行

文献概要

臨床報告

特発性間質性肺炎にてステロイド内服治療中に—胸部食道癌切除を行いえた1例

著者: 加納正道1 中村隆1 鈴木知信1 天満和男1 大橋洋一1 斉藤浩幸1

所属機関: 1山形県立新庄病院外科

ページ範囲:P.135 - P.138

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 はじめに
 特発性間質性肺炎(idiopathic interstitial pmeu-monia,以下IIPと略す)は,原因不明のびまん性間質性肺炎で予後不良の疾患であり,その治療には主としてステロイドが使用されている.われわれはIIPにて長期間ステロイドを内服治療中に食道癌が発見された症例に対して手術を行い,良好な経過をたどり退院した症例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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