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文献概要
一般外科医のための医療材料カタログ・7
S-Bチューブ・拡張バルーン
著者: 大島郁也1 尾崎正彦1
所属機関: 1横浜労災病院外科
ページ範囲:P.1300 - P.1301
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近年,食道静脈瘤に対する治療として内視鏡硬化療法が緊急および待機的にも主流となってきた.しかしながら,従来より使用されてきたSeng-staken-Blakemoreチューブ(以下,S-Bチューブ)は現在もなお極めて有効で,そのため少しずつ改良が加えられた多くの製品が提供されている.今回はこれらについての概略を述べるととともに,さらに,アカラシアやときに消化管手術後に遭遇する術後狭窄,炎症性狭窄などに使用する拡張バルーンについても,その使用上の留意点について述べる.
近年,食道静脈瘤に対する治療として内視鏡硬化療法が緊急および待機的にも主流となってきた.しかしながら,従来より使用されてきたSeng-staken-Blakemoreチューブ(以下,S-Bチューブ)は現在もなお極めて有効で,そのため少しずつ改良が加えられた多くの製品が提供されている.今回はこれらについての概略を述べるととともに,さらに,アカラシアやときに消化管手術後に遭遇する術後狭窄,炎症性狭窄などに使用する拡張バルーンについても,その使用上の留意点について述べる.
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