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文献詳細

雑誌文献

臨床外科48巻11号

1993年10月発行

特集 Dos & Don'ts外来の小外科

Ⅰ.頭部・顔面・口腔

8.口腔内外傷

著者: 五十嵐文雄1

所属機関: 1日本歯科大学新潟歯学部耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.28 - P.29

文献概要

 口腔内外傷には裂傷,挫傷,咬傷,熱傷,穿通傷などがある.口腔内は血管に富むため出血しやすいが,確実に止血操作を行えば止血は困難ではない.気道の確保が第1である.症例によっては気管内挿管,気管切開が必要となる.「3人寄れば文殊の知恵」,判断に困ったときには即座に同僚,先輩に相談する.顔面骨骨折,歯牙,唾液腺や顔面神経の損傷などを伴うこともあるので,周囲臓器,器官の状態にも注意を払おう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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