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文献詳細

雑誌文献

臨床外科48巻11号

1993年10月発行

文献概要

特集 Dos & Don'ts外来の小外科 Ⅰ.頭部・顔面・口腔

9.口腔・咽頭痛

著者: 行木英生1

所属機関: 1静岡赤十字病院耳鼻科

ページ範囲:P.30 - P.31

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 急性の口腔・咽頭痛は炎症反応,神経痛(舌神経,舌咽神経あるいは上喉頭神経),異物あるいは外傷により生ずる.一方,慢性の口腔・咽頭痛は炎症反応,新生物,過長茎状突起・茎状舌骨靱帯骨化症・茎状舌骨筋腱炎などによる舌,舌咽あるいは上喉頭神経刺激の神経痛あるいはヒステリーにより生ずる.外来で遭遇し外科処置を必要とするものに,口腔底蜂窩織炎,扁桃周囲膿瘍,咽後膿瘍,口腔内外傷,魚骨異物などがあるが,外傷および異物は別項に譲る.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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