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特集 Dos & Don'ts外来の小外科 Ⅰ.頭部・顔面・口腔
9.口腔・咽頭痛
著者: 行木英生1
所属機関: 1静岡赤十字病院耳鼻科
ページ範囲:P.30 - P.31
文献購入ページに移動 急性の口腔・咽頭痛は炎症反応,神経痛(舌神経,舌咽神経あるいは上喉頭神経),異物あるいは外傷により生ずる.一方,慢性の口腔・咽頭痛は炎症反応,新生物,過長茎状突起・茎状舌骨靱帯骨化症・茎状舌骨筋腱炎などによる舌,舌咽あるいは上喉頭神経刺激の神経痛あるいはヒステリーにより生ずる.外来で遭遇し外科処置を必要とするものに,口腔底蜂窩織炎,扁桃周囲膿瘍,咽後膿瘍,口腔内外傷,魚骨異物などがあるが,外傷および異物は別項に譲る.
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