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文献詳細

雑誌文献

臨床外科48巻11号

1993年10月発行

文献概要

特集 Dos & Don'ts外来の小外科 Ⅱ.頸・肩

9.外傷性肩関節脱臼

著者: 小川清久1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部整形外科

ページ範囲:P.94 - P.95

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 肩関節は,人体中もっとも脱臼の多い関節である.診断は容易であるが,しばしば骨折や末梢神経損傷を合併するので,整復前のX線撮影と神経学的検査は必須である.X線撮影には,二方向撮影(前後方向とScapular Y撮影)を用いる.整復は,新たな骨折や末梢神経損傷を生じさせないよう,できるだけ速やかに,かつ愛護的に行うべきである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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