文献詳細
特集 Dos & Don'ts外来の小外科
Ⅱ.頸・肩
文献概要
鎖骨骨折は,外来診療において遭遇する頻度の高い骨折の1つであり,小児・青年・成人のいずれの時期にも生ずる機会が多い.
新生児・小児期の本骨折の治療は,特に異論がなく保存療法のみが行われている.青年・成人期においても保存療法が優先されることが多いが,観血療法を必要とする場合も少なくないとする意見もある.
本稿では,主に青年・成人の鎖骨骨折に対する保存療法について述べる1,2,3).
新生児・小児期の本骨折の治療は,特に異論がなく保存療法のみが行われている.青年・成人期においても保存療法が優先されることが多いが,観血療法を必要とする場合も少なくないとする意見もある.
本稿では,主に青年・成人の鎖骨骨折に対する保存療法について述べる1,2,3).
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