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文献詳細

雑誌文献

臨床外科48巻11号

1993年10月発行

文献概要

特集 Dos & Don'ts外来の小外科 Ⅱ.頸・肩

12.小児の肘周囲の骨折

著者: 佐々木孝1

所属機関: 1済生会神奈川県病院整形外科

ページ範囲:P.100 - P.102

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 小児の肘関節周囲骨折は,発生頻度の高い,一般的な外傷であるにもかかわらず,診断および治療上の問題点が多く,合併症にはVolkmann拘縮のような上肢の機能の全廃に到る重篤なものがある.受傷後1〜2日の初期に予後の決まってしまう例が多く,初期に的確な診断と適切な治療が要求される.救急外来などでの診療に際しては,専門家への相談を必要とする病態であるか否かの判定が最も重要なポイントとなる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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