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特集 Dos & Don'ts外来の小外科 Ⅲ.胸部
6.急性乳腺炎,慢性乳腺症
著者: 冨永健1 稲田一雄1
所属機関: 1都立駒込病院外科
ページ範囲:P.116 - P.117
文献購入ページに移動 急性乳腺炎の治療に当たって重要なのは切開排膿のタイミングであり,それが早すぎても遅すぎてもいけない.また,急性乳腺炎症状の患者と外来で遭遇したとき,常に頭にいれて鑑別しないといけない疾患に炎症性乳癌があり,むやみにメスを入れてはならない.
慢性乳腺症のほとんどは治療の必要のない例が多く,その治療としては内分泌療法か対症療法が主体である.ただし,ここでも常に癌の可能性を考慮しで慎重に対処する必要がある.
慢性乳腺症のほとんどは治療の必要のない例が多く,その治療としては内分泌療法か対症療法が主体である.ただし,ここでも常に癌の可能性を考慮しで慎重に対処する必要がある.
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