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文献詳細

雑誌文献

臨床外科48巻11号

1993年10月発行

特集 Dos & Don'ts外来の小外科

Ⅳ.腹部

1.腹壁外傷

著者: 大野博通1

所属機関: 1東京逓信病院外科

ページ範囲:P.130 - P.132

文献概要

 腹壁の開放性損傷は,わが国ではほとんど刺切創で銃創はまれである.暴力による他傷が約7割,自傷が約2割を占め,ほかに事故によるものがある.非開放性損傷の原因は交通外傷が多い.
 腹壁外傷の診療で最も重要なことは,腹腔内臓器損傷を見逃さないことである.非開放性損傷では,臓器損傷があっても初期には無症状で,時間が経って症状が発現することが少なくないので注意しなければならない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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