文献詳細
特集 Dos & Don'ts外来の小外科
Ⅳ.腹部
文献概要
腹痛を主訴とする疾患は数多いが,外科外来で診察する腹痛はいわゆる急性腹症が少なくない.初診時には最低限,①緊急手術や緊急処置が必要な疾患,②経過観察や治療のため入院が必要な疾患,③外来治療でよい疾患の三者を鑑別することが必要である.
緊急手術の適応のない場合は,治療と平行して,確定診断のための検査計画を立てる.この際,悪性腫瘍を見逃さないことが重要である.
緊急手術の適応のない場合は,治療と平行して,確定診断のための検査計画を立てる.この際,悪性腫瘍を見逃さないことが重要である.
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