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文献詳細

雑誌文献

臨床外科48巻11号

1993年10月発行

特集 Dos & Don'ts外来の小外科

Ⅴ.肛門部

9.直腸異物

著者: 原宏介1

所属機関: 1焼津市立総合病院外科

ページ範囲:P.164 - P.166

文献概要

 日常の診療で比較的多くみられる上部消化管(食道,胃など)の異物に比べると,直腸異物はきわめてまれな疾患である.しかし,本疾患の特徴として異物の侵入経路がいくつかあり,異物の種類もきわめて多彩なため,治療法にも様々な工夫を必要とする(表).治療法は経肛門的摘出を原則とするが,無理をすると腸管壁を損傷する危険のある場合や,すでに穿孔性腹膜炎を起こしている場合には開腹手術が適応となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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