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文献詳細

雑誌文献

臨床外科48巻11号

1993年10月発行

文献概要

特集 Dos & Don'ts外来の小外科 Ⅵ.尿路・性器

5.亀頭包皮炎

著者: 鈴木恵三1 堀場優樹1

所属機関: 1平塚市民病院泌尿器科

ページ範囲:P.178 - P.179

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 亀頭包皮炎は,陰茎の亀頭部と包皮の非特異的炎症で,軽いものは発赤程度の皮膚炎であるが,高ずると包皮内に膿がたまる.小児では包茎があるので,包皮と亀頭部の間に尿や恥垢が蓄積しやすい.これに細菌感染が生じたときに発症する.成人では包茎があって不潔にしていたときのほかに,性行為,ヘルペス,自慰,外用薬の塗布,尿道炎の際に生ずる膿などが原因で生ずる.このほかに,高齢者で尿道留置カテーテルを用いている例にしばしばみられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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