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文献詳細

雑誌文献

臨床外科48巻11号

1993年10月発行

文献概要

特集 Dos & Don'ts外来の小外科 Ⅶ.四肢・皮膚

7.褥瘡

著者: 高野邦雄1

所属機関: 1秋田赤十字病院形成外科

ページ範囲:P.210 - P.211

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 褥瘡とは,皮膚,皮下組織が壊死に陥った状態をいう.一般的には,同一体位での長時間臥床による骨と外部物体との間での皮膚,皮下組織の圧迫,阻血状態が持続することに起因する.褥瘡は軽度なものから深部に及ぶものまで種々みられる.概して全身状態の不良な患者に形成されやすく,治療にあたっては,褥瘡の深さと患者の全身状態を考慮して,その方法を適宣選択すべきである.しかし,一番重要なことは,予防であることを肝に銘じておくべきである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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