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特集 Dos & Don'ts外来の小外科 Ⅶ.四肢・皮膚
7.褥瘡
著者: 高野邦雄1
所属機関: 1秋田赤十字病院形成外科
ページ範囲:P.210 - P.211
文献購入ページに移動 褥瘡とは,皮膚,皮下組織が壊死に陥った状態をいう.一般的には,同一体位での長時間臥床による骨と外部物体との間での皮膚,皮下組織の圧迫,阻血状態が持続することに起因する.褥瘡は軽度なものから深部に及ぶものまで種々みられる.概して全身状態の不良な患者に形成されやすく,治療にあたっては,褥瘡の深さと患者の全身状態を考慮して,その方法を適宣選択すべきである.しかし,一番重要なことは,予防であることを肝に銘じておくべきである.
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