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文献詳細

雑誌文献

臨床外科48巻11号

1993年10月発行

文献概要

特集 Dos & Don'ts外来の小外科 Ⅶ.四肢・皮膚

9.肘内障

著者: 安藤正1 高橋定雄1

所属機関: 1関東労災病院整形外科

ページ範囲:P.214 - P.215

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 幼児期の子供が転びそうになり手を引っ張られたとき最も発生しやすく,肘の輪状靱帯が橈骨頭より滑脱して腕橈関節内に一部嵌入した状態である.早期には無麻酔で容易に徒手整復され,予後も良好であるが,陳旧化すると治療が困難となる.明らかに肘内障と思い整復しても,患児が手を使用しないときにはX線撮影をし,骨折が疑われるときには無理に徒手整復しないで,専門医とのタイアップを考慮する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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