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文献詳細

雑誌文献

臨床外科48巻11号

1993年10月発行

特集 Dos & Don'ts外来の小外科

Ⅶ.四肢・皮膚

11.手・指・腱の新鮮外傷

著者: 日高典昭1 土井照夫1

所属機関: 1大阪労災病院整形外科

ページ範囲:P.219 - P.221

文献概要

 手指における腱損傷は,癒着による拘縮のため重大な機能障害をきたしやすい.特に,MP関節からPIP関節までの間は,古くからno man�s landと呼ばれ,この部位における屈筋腱損傷の修復は手の外科における長年の課題の1つである.したがって,手指の腱損傷の初期治療の要点は,正確な診断ならびに感染予防のための基本的な創処置を行うことであり,腱自体の修復手術は手の外科を専門とする医師に委ねるべきであろう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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