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文献詳細

雑誌文献

臨床外科48巻11号

1993年10月発行

文献概要

特集 Dos & Don'ts外来の小外科 Ⅶ.四肢・皮膚

12.突き指

著者: 土井照夫1 日高典昭1

所属機関: 1大阪労災病院整形外科

ページ範囲:P.222 - P.223

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 「突き指」というのは日常よく見られる外傷であるが,指の長軸方向に外力が働いて発生する指の外傷の総称であり,いろいろの損傷を含んでいる.主な損傷部位は遠位指節間関節(DIP関節と略す),近位指節間関節(PIP関節と略す),親指の中手指節間関節(MP関節と略す)などであるが,伸筋腱・靱帯の断裂,剥離骨折,脱臼骨折などもあって(図1),その診断・治療を軽んじると重大な機能障害を残すようなことになる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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