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文献詳細

雑誌文献

臨床外科48巻11号

1993年10月発行

文献概要

特集 Dos & Don'ts外来の小外科 Ⅶ.四肢・皮膚

17.皮下血腫

著者: 皆川清三1 長家尚1

所属機関: 1飯塚病院外科

ページ範囲:P.234 - P.235

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 皮下血腫は,鈍的外力(打撲,圧挫,牽引など)により,皮下軟部組織の損傷と血管の破綻をきたし,血液が軟部組織間隙に溜まった状態をいう.表在性と深在性があり,放置して自然に吸収されるものから,骨折や主要血管・神経損傷,筋・腱断裂を伴って観血的治療を要すものまで種々の段階がある.保存的か外科的治療かの見極めが非常に重要である.一方,血友病,白血病などの出血性素因性疾患によることもある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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