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特集 Dos & Don'ts外来の小外科 Ⅶ.四肢・皮膚
17.皮下血腫
著者: 皆川清三1 長家尚1
所属機関: 1飯塚病院外科
ページ範囲:P.234 - P.235
文献購入ページに移動 皮下血腫は,鈍的外力(打撲,圧挫,牽引など)により,皮下軟部組織の損傷と血管の破綻をきたし,血液が軟部組織間隙に溜まった状態をいう.表在性と深在性があり,放置して自然に吸収されるものから,骨折や主要血管・神経損傷,筋・腱断裂を伴って観血的治療を要すものまで種々の段階がある.保存的か外科的治療かの見極めが非常に重要である.一方,血友病,白血病などの出血性素因性疾患によることもある.
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