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文献詳細

雑誌文献

臨床外科48巻11号

1993年10月発行

特集 Dos & Don'ts外来の小外科

Ⅶ.四肢・皮膚

32.虫刺され

著者: 小泉俊三1

所属機関: 1天理よろづ相談所病院腹部一般外科

ページ範囲:P.264 - P.265

文献概要

 昆虫毒にはヒスタミン,セロトニンなどが含まれるが,ほとんどの場合,局所の痛み,痒み,腫脹などに対する一般的な処置で十分である.蜂刺傷では,毎年,アナフィラキシー様反応により死亡する人がある.アドレナリンや輸液,ステロイドなどの適切なショック対策で救命できるはずであり,ファーストエイドはきわめて大切である.そのほか,屋外での様々の小動物による刺傷は数え切れないが,虫刺され以外の皮膚病変との鑑別が必要な場合には,皮膚科医に相談する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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