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文献詳細

雑誌文献

臨床外科48巻11号

1993年10月発行

文献概要

特集 Dos & Don'ts外来の小外科 Ⅶ.四肢・皮膚

33.凍傷

著者: 伊藤紀之1

所属機関: 1市立旭川病院外科

ページ範囲:P.266 - P.267

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 0℃以下の寒冷に曝された体の組織が凍結し,解凍後に生じる障害である.温度のほか,湿度,風の影響が大きく左右する.寒冷による細胞,細胞外液の氷結晶化,赤血球,血小板の凝集や細動脈収縮による局所循環障害が原因となる.指,耳,鼻,頬に好発し,冬山登山,寒冷地での作業,冬期スポーツ,冷たい金属への接触などにより発生する.損傷が広範に及ぶと死の転帰をとる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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