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文献詳細

雑誌文献

臨床外科48巻12号

1993年11月発行

臨床報告

急性肝炎の治療中に発見された脾臓内炎症性偽腫瘍の1症例

著者: 小笠原邦夫1 西井博1 近藤肇彦1 青木克哲1 詫間通央2 熊谷久治郎3

所属機関: 1高松市民病院外科 2高松市民病院内科 3高松市民病院病理

ページ範囲:P.1469 - P.1472

文献概要

 はじめに
 炎症性偽腫瘍(inflammatory pseudotumor,IPs)は種々の臓器に発生するまれな良性疾患で,特に脾臓に発生するIPsは非常にまれとされている.炎症の原因は不明であるが,近年,画像診断技術の進歩により,膵,肝の腫瘍の診断能力は著しく向上してきており,IPsの報告は多くなる傾向にある.筆者らも最近,脾臓内IPsの症例を経験したので,文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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