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文献詳細

雑誌文献

臨床外科48巻12号

1993年11月発行

文献概要

臨床報告

妊娠中に発生した大腸穿孔—大腸癌併存例に対する1治験例

著者: 植松正久1 冨永純男1 坂野茂1 頼文夫1 花岡道治1 端野博康1

所属機関: 1神鋼病院外科

ページ範囲:P.1481 - P.1485

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 はじめに
 妊娠中は,急速に増大する妊娠子宮の圧迫による腸虚血から腸穿孔をきたしやすいと考えられる.今回われわれは,妊娠中に発生し,妊娠を契機に増悪した,大腸癌が誘因と考えられる大腸穿孔症例を経験した.妊娠に併発した大腸癌はきわめてまれであるため,文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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