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文献詳細

雑誌文献

臨床外科48巻13号

1993年12月発行

カラーグラフ シリーズ・新しい内視鏡治療・16

胸腔鏡下肺部分切除術

著者: 成毛韶夫1

所属機関: 1国立がんセンター中央病院外科

ページ範囲:P.1497 - P.1502

文献概要

 はじめに
 胸腔鏡の歴史は古く,すでに1910年,スウェーデンの医師Jacobaeus1)により診断に用いられ,ついで結核の治療にも応用されていたが,その後あまり利用されていなかった.1989年から急速に広まった内視鏡下胆嚢摘出術に続いて,この手技が胸部外科領域にも及び,光学ビデオシステムおよび手術器具の進歩,特に自動縫合器の開発により,1991年,肺部分切除が行われるようになり,わが国では1992年から自動縫合器を使った胸腔鏡手術が始まった2-12)
 本稿では,われわれが施行している胸腔鏡を用いた肺部分切除の実際を紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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