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文献詳細

雑誌文献

臨床外科48巻13号

1993年12月発行

臨床報告

注腸造影時,人工肛門近傍の憩室が穿孔したと思われる1例

著者: 真田正雄1 鈴木秀1 塚本剛1 志村賢範1 由佐俊和1

所属機関: 1千葉労災病院外科

ページ範囲:P.1601 - P.1604

文献概要

 はじめに
 近年,大腸疾患の増加に伴い1,2),人工肛門を造設する症例も多くなり,術後の経過観察のため人工肛門からの注腸造影施行時に合併症がおこることが多くなると考えられる.今回われわれは,人工肛門からの注腸造影施行時に,人工肛門近傍の憩室が穿孔し皮下膿瘍を形成した1症例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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