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雑誌目次

雑誌文献

臨床外科48巻3号

1993年03月発行

雑誌目次

特集 局所麻酔を行う外科医へ

外科医と局所麻酔

著者: 松木明知

ページ範囲:P.287 - P.291

 麻酔という医療行為にたいする私のフィロソフィーと,麻酔による合併症を予防するためのMatsuki's Seven Rulesについて紹介し,簡単な解説を加えた.
 麻酔は手術のための一手段ではない.麻酔も手術もさらにはどのような医療行為であっても,それは患者を1日でも早く病から回復させ,できるならば社会復帰させてやることの手段に過ぎない.麻酔が単に外科手術のための一手段に過ぎないと容易に考えることのなかに,合併症の陥穽があろう.
 Matsuki's Seven Rulesは本邦の医学雑誌10万冊を読破して得られたエッセンスであり,これを順守すれば無用な合併症は予防できると確信している.

局所麻酔薬の種類と使い方

著者: 兼子忠延

ページ範囲:P.293 - P.301

 局麻薬の種類,薬理学的な特徴と局麻薬使用時の一般的な注意点について述べた.種々の局麻薬についてその特徴を知り,手術法と患者の状態によって,局所麻酔法および使用する局麻薬が選択されることになる.また,局麻薬は神経機能を一時的に完全に麻痺させ,重篤な合併症も起こりうる薬物なので,とにかく何が起こっても直ちに対処できるように救急器具,薬品の準備とそれを使いこなせる知識・技術が必要である.

局所麻酔基本手技(1)—表面・浸潤麻酔,経静脈局所麻酔,上下肢伝達麻酔

著者: 増田豊

ページ範囲:P.303 - P.311

 検査や小手術のための代表的局所麻酔法をとり上げ,手技の要点,合併症の予防と対策などを中心に述べた.表面麻酔,浸潤麻酔,経静脈局所麻酔と比較して,伝達麻酔は確実に神経が遮断されないかぎり十分な効果は得られない.確実な効果を常に提供できるまでにはある程度の経験を積むしかないし,手術手技同様のきめ細かい配慮も必要である.
 また,頻度は少ないといっても,突発的な合併症にたいし,すぐに対応できなくてはならない.人工呼吸のためのマスク・バッグ,吸引器,救急薬品セットなど,いつでも使用できるように定期的に点検しておくという体制も重要である.

局所麻酔基本手技(2)—脊椎麻酔,硬膜外麻酔

著者: 横山和子

ページ範囲:P.313 - P.320

 局所麻酔,特に脊椎麻酔と硬膜外麻酔は近年見直され,麻酔法としてのみならず,術後鎮痛を目的に本法の使用頻度は急激に増加しているのが現状である.
 脊椎麻酔と硬膜外麻酔はともに手術時の麻酔法として使用でき,かつ術後鎮痛を目的に両者とも鎮痛薬の1回注入または,カテーテルを挿入することにより持続注入ができる.
 それぞれの麻酔法につき,前準備,前投薬,手技の要点,合併症対策などについて述べる.特に,臨床で汎用されている脊椎麻酔にウエートをおき,紙面上,硬膜外麻酔は簡単に述べるに止める.

内視鏡検査と局所麻酔

著者: 島田孝男

ページ範囲:P.321 - P.326

 内視鏡検査として,消化管検査,気管支鏡検査は,現在では日常診療に欠かせない検査となり,検査件数も飛躍的に増加している.しかし,最近のファイバースコープの開発,検査手技の進歩に比し,検査に不可欠である麻酔に関する研究は十分とはいえない.
 内視鏡検査における局所麻酔施行においては,①局所麻酔薬によるアナフィラキシーショック,②中毒反応,③ファイバースコープ挿入時の迷走神経反射などの問題が考えられる.安全・確実な検査を行うには,生体の生理,局所麻酔薬の特性を知り,検査前からの万全の準備と配慮が必要である.そこで,内視鏡検査における局所麻酔施行上の様々な問題点や合併症,およびその処置,検査中のモニターなどについて概説する.

ペインクリニックの現況

著者: 伊藤樹史

ページ範囲:P.327 - P.332

 日本のペインクリニックは欧米での発達と同じように神経ブロック法を中心に工夫され,種々の難治性疼痛の治療を行うようになった.針治療や漢方などの東洋医学的手技を導入したユニークさは世界に類を見ない.ここではペインクリニックの現状を踏まえ,ペインクリニックの流れと,最も繁用されている星状神経節ブロック法と硬膜外ブロック法の2大ブロック法の実用面について解説した.また,帯状疱疹痛と帯状疱疹後神経痛の問題点,さらには術後疼痛緩和の実際的な方法,癌末期疼痛にたいする腹腔神経叢ブロックの考え方にまで解説を加えた.痛みに携わる医師は1つの鎮痛法に固執せず,幅広く鎮痛法を学び,いつでも患者に提供できるよう研鑽すべきである.

[座談会]局所麻酔合併症をいかに防ぐか

著者: 加藤済仁 ,   佐久間正祥 ,   宮崎東洋 ,   北島政樹

ページ範囲:P.333 - P.345

 北島(司会) 本日は先生方,お忙しいなかご出席を賜りましてありがとうございます.本日の座談会は「局所麻酔合併症をいかに防ぐか」というテーマで行いたいと思います.日常の臨床で局所麻酔がどのように位置づけられているのか,局所麻酔によって起こってくる合併症がどういうものであり,それをどのように防ぐか,もし合併症が起こった場合にどのように対応するか,といったことについて,各専門の立場から忌憚のないご意見をお伺いして,明日からの外科医の臨床に役立てたいというのがこの座談会の趣旨でございます.
 そこで外科から水戸赤十字病院の佐久間正祥先生,麻酔の立場から順天堂大学の宮崎東洋先生,法律の立場から医師であり,弁護士でもある加藤済仁先生にご出席いただき,局所麻酔の合併症とその対応を中心にご意見を承りたいと思います.

カラーグラフ シリーズ・新しい内視鏡治療・7

救急疾患への対応(急性腹症など)

著者: 杉山貢 ,   片村宏 ,   石原弘之

ページ範囲:P.281 - P.284

 はじめに
 従来より内科領域では腹腔鏡は診断手段として汎用されていたが,近年では周辺機器や治療器具の進歩により,単なる診断のみにとどまらず,その治療的側面が注目され,本邦でも腹腔鏡下胆嚢摘出術をはじめ様々な分野で内視鏡治療の役割は広がりつつある.
 腹腔鏡下手術のメリットは手術侵襲が少なく1),診断に引き続き手術に持ち込める点にあり,特にpoor risk caseの多い救急領域では,従来のDiagnostic Peritoneal Lavage(DPL)の代わりに今後ますます威力を発揮するものと思われる.現在,腹腔鏡下手術の適応症には虫垂炎,消化管穿孔,急性胆嚢炎,腸閉塞,臓器破裂,子宮外妊娠,卵巣茎捻転が挙げられているが,今後さらに適応疾患は広がる可能性がある.ただし,開腹術と同様の術前評価が必要で,特に心肺機能が著しく低下した症例では気腹に伴い心肺機能が抑制される可能性があり,厳重な注意が必要である2).このような症例では吊り上げ法を奨励する意見もある3).本稿では,腹部救急疾患のうち急性腹症を呈する疾患における腹腔鏡的診断を含め,手術法について概説する.

病院めぐり

唐津赤十字病院外科/姫路赤十字病院外科

著者: 今泉暢登志

ページ範囲:P.346 - P.347

 佐賀県唐津市は人口約8万人弱で,その名の示すとおり古代から唐,韓へ往来する港町として繁栄し,歴史やロマンが現在も息づく風光明媚な観光都市です.
 市内にある当院は,昭和32年,唐津市立病院から唐津赤十字病院へと生まれ変わり,今日に至っております.現在,7離島を抱えた唐津市東松浦郡およびその近郊を含め約20万人の診療圏となる佐賀県北西部で,唯一の総合病院であるため,自ずとこの地域の中核的役割を果たす任務を背負っています.当院の現況は,一般283床,結核30床,伝染30床,合計343床からなり,診療科17科,常勤医40名の構成となっています.

外科系当直医のためのDos & Don'ts・27

外科当直対応におけるcontroversyとその背景

著者: 鈴木篤 ,   門田俊夫 ,   夏川周介 ,   露木靜夫 ,   野水眞 ,   高重義

ページ範囲:P.349 - P.353

 このシリーズを終るにあたり,当直時,判断や対応に難渋するcontroversialな問題を取り上げ,日常の救急医療をめぐる社会的背景を問題提起した.

Medical Essay メスと絵筆とカンバスと・3

ラックノーの4日

著者: 若林利重

ページ範囲:P.354 - P.355

 ニューデリーには昭和39年(1964年)の12月31日から40年の1月5日まで滞在し,その間に医師会とHoly Family Hospitalで講演した.宿はグプターがゴルフ場のロッヂを世話してくれたので金もかからず静かで快適だった.私は飲水だけには十分注意していた.ボンベイのホテルでもボーイにいつもボイルドウオーターといって熱湯を持ってきてもらった.ここのロッヂのボーイにも同じように頼んだ.ボーイは2回目からはボイルドウオーターだといってポットをテーブルの上に置いてくれるようになった.ニューデリーでは時間的に余裕があったので風景や人物,牛や驢馬などを何枚もスケッチすることができた.
 5日の早朝デイリーの駅からアグラへ発った.霧のため飛行機が欠航になったためである.まだ未明の駅までグプターが車で送ってくれたが発車まで間があったので駅のベンチでグプターの顔を画いた.今それをみると彼も実に若々しい.グプターは私より3つ年下である.アグラへの車中,改札にきた車掌の顔は絵になる顔だったので前の空席に座ってもらい細密描写をした.アグラでは終日タジマハールやアグラ城を観光して一泊した.有名なタジマハールは正面から眺めてもすばらしいが,その遠望はさらによく,いつか油絵にしたいと思ってスケッチした.

前立ちからみた消化器外科手術・23

腹腔鏡下胆嚢摘出術おける前立ちの基本操作(1)

著者: 早川直和 ,   二村雄次

ページ範囲:P.357 - P.361

 腹腔鏡下胆嚢摘出術(以下,LCと略)は,1987年フランスの開業医であるムレにより開発されて以来,燎原の火のごとく全世界に広まりつつある手術手技である.従来,胆嚢結石症治療の goldstandardとされてきた開腹下胆嚢摘出術(以下,OCと略)に比べて,術後の創痛が少なく,社会復帰が早い,美容上優れている,入院期間が短くcost-benefitの点でも優れているなど多くの利点があることは衆目の一致するところである.
 現時点での最大の欠点は胆管損傷などの重大な合併症が多いことである.胆石治療の新しい選択肢であるLCが従来のOCにとって代わるには,同じ安全度で行われることが必要である.今回から2回にわたり,教室で行っている腹腔鏡下胆嚢摘出術の基本手技と,前立ちと鉤引き(laparosc-opist,腹腔鏡持ち)の基本操作について述べる.

臨床外科トピックス がん遺伝子の基礎と臨床・2

癌遺伝子と食道癌

著者: 片山正文 ,   西平哲郎 ,   森昌造

ページ範囲:P.363 - P.369

 はじめに
 1953年にワトソンとクリックがDNAの二重らせん構造のモデルを提唱して以来,わずか40年の間に分子生物学は急速な進歩をとげ,生命科学の各分野に多大な影響を及ぼしている.癌は遺伝子の病気という概念が築かれつつあるのが現状と考えられるが,その意味でも分子生物学的手法を用いた研究は癌の本質に迫るものと思われる.
 近年,癌における遺伝子異常の検索が精力的に行われ,多数の癌遺伝子が同定され,その構造と機能が解明されてきた.一方,癌遺伝子の活性化という攻撃的な因子に対し,癌化に対する防御因子としての癌抑制遺伝子の存在が最近にわかに注目されるようになってきている.食道癌の癌遺伝子および癌抑制遺伝子に関する研究は1980年代後半より報告されるようになり,最近は多くの施設で広く研究されるようになってきた.本稿では,食道癌における癌遺伝子および癌抑制遺伝子研究の現状を概説し,臨床への接点を探ってみたいと思う.

総説

超音波内視鏡検査(EUS)を用いた食道粘膜下腫瘍の術前診断—壁外性圧迫との鑑別と腫瘍の質的診断の可能性について

著者: 楠山明 ,   田代秀夫 ,   安藤博 ,   桜井雅夫 ,   半沢隆 ,   伊坪喜八郎

ページ範囲:P.371 - P.377

 はじめに
 各種機器の発達に伴い,胸部外科領域の診断法および治療は最近とみに進歩した.食道疾患においても術前診断のより詳細な把握ができるようになった.とくに,この領域における診断の進歩の1つとして,超音波内視鏡(以下,EUS)の導入は,腫瘍の大きさ,局在,形態,発生部位,周囲臓器との関係,腫瘍内部の構造を知る上できわめて有用であるとともに,周囲リンパ節の詳細な情報を与えうるものと思われ,種々その診断能の有用性を報告する論文が散見される1-5)
 食道腫瘍の大部分を食道癌が占めているが,良性腫瘍についてみると,平滑筋腫が圧倒的に多く8〜9割を占めている.その平滑筋腫との鑑別を要するものとして,非常にまれではあるが,平滑筋肉腫が挙げられる.その他の良性腫瘍には,ポリープ,リンパ管腫,線維腫,脂肪腫,血管腫,乳頭腫,嚢腫,顆粒細胞腫などがある.

臨床研究

胃十二指腸潰瘍穿孔にたいする保存的治療の実際と成績

著者: 大野義一朗 ,   梅田宏 ,   竹内正人 ,   野中一興 ,   中田友也 ,   渡部實

ページ範囲:P.379 - P.382

 はじめに
 内視鏡治療の進歩とH2受容体拮抗剤(以下,H2ブロッカー)の出現は当院の胃十二指腸潰瘍にたいする手術を減少させた1)が,胃十二指腸潰瘍穿孔(以下,穿孔)は手術の絶対的適応として減少をみなかった.しかし1986年から穿孔にたいする保存的治療を導入し2),現在はこれを穿孔にたいする第1選択の治療法としている.
 今回,6年間の経験から穿孔にたいする保存的治療の実際と成績をまとめたので報告する.

臨床報告

頸部食道癌の術後再発により頸動脈洞過敏症候群を呈した1例

著者: 小林中 ,   井手博子 ,   江口礼紀 ,   吉田一成 ,   林和彦 ,   羽生富士夫

ページ範囲:P.383 - P.386

 はじめに
 頸動脈洞過敏症候群(carotid sinus hypersen-sitivity syndrome,以下CSHS)は,頭頸部癌による頸部転移リンパ節により頸動脈洞が被刺激状態になって徐脈,血圧低下を起こし,一過性の失神発作をきたす病態である.今回,われわれは頸部食道癌の術後再発に伴うCSHSの1例を経験したので報告する.

十二指腸壁内血腫の1例

著者: 志摩泰生 ,   折田洋二郎 ,   原藤和泉 ,   中井肇 ,   石井辰明 ,   竹丸文夫

ページ範囲:P.387 - P.391

 はじめに
 十二指腸壁内血腫は本邦ではまれな疾患で,これまで主として外科的治療がなされてきたが,最近は保存的治療を奨める報告例1-5)が多い.
 最近われわれは十二指腸壁内血腫の1例を経験し,その治療過程を上部消化管造影,内視鏡検査,エコー,CT検査で観察し,保存的に治癒させることができたので,若干の文献的考察を加えて報告する.

巨大な食道ポリープの1切除例

著者: 竹馬彰 ,   金子行宏 ,   菅野紀明 ,   川村健 ,   細川正夫 ,   佐藤利宏

ページ範囲:P.395 - P.399

 はじめに
 食道腫瘍の多くは癌腫であり,良性腫瘍はまれである.良性腫瘍の多くは平滑筋腫であり,食道ポリープ(fibrovascular polyp,以下FVP)の報告は少ない.われわれは巨大な食道ポリープの1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.

微小空腸動静脈奇形の1例—マイクロコイル留置による出血部位同定法

著者: 渡邊透 ,   橋本琢生 ,   北川晋 ,   中川正明 ,   森田達志 ,   清水博志

ページ範囲:P.401 - P.404

 はじめに
 小腸出血は出血部位の診断が困難であり,内視鏡検査や消化管造影はもちろん,血管造影によっても術前にそれを同定することは困難なことが多い.今回われわれは,空腸動静脈奇形(ArterioVenous Malformation,以下AVM)による消化管出血にたいして,血管造影,コイル,術中X線透視を施行することにより,術前のみならず術中も出血部位を正確に同定し,空腸部分切除術により治癒させることができたので報告する.

乳癌腎転移の1例

著者: 小村幹夫 ,   的場直行 ,   藤井輝正 ,   佐藤和洋 ,   井上強 ,   永田一夫

ページ範囲:P.407 - P.409

 はじめに
 乳癌の腎臓転移は剖検例ではしばしばみられるが,生存中に発見され手術がなされることはまれである.今回われわれは乳癌腎転移を発見し腎摘出術が施行された症例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.

真性多血症に合併した進行胃癌の1例

著者: 木村寛伸 ,   神野正博 ,   荒川元 ,   前田基一 ,   魚岸誠 ,   素谷宏

ページ範囲:P.411 - P.414

 はじめに
 真性多血症は主に中高年層にみられ,慢性の経過をたどる循環赤血球数の増加を特徴とする疾患である.本疾患に胃癌を合併した症例の報告はきわめて少ない.最近,著者らは真性多血症に進行胃癌を合併した1手術例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.

基本情報

臨床外科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1278

印刷版ISSN 0386-9857

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