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特集 治療的ドレナージ
肝膿瘍のドレナージ療法
著者: 奥芝俊一1 加藤紘之1
所属機関: 1北海道大学医学部第2外科
ページ範囲:P.465 - P.469
文献購入ページに移動 肝膿瘍は,近年の画像診断の進歩により,診断および治療が著しく向上した疾患の1つである.本稿では,肝膿瘍の超音波,CT検査による特徴的所見を挙げ,手技が比較的容易でかつ安全,確実な経皮的肝膿瘍ドレナージ療法につき,手技の実際,ドレナージチューブの管理および合併症に対する対策について述べた.肝膿瘍の治療に際しては,積極的な穿刺,ドレナージ,化学療法の併用はもちろんであるが,肝膿瘍に至る原因疾患,基礎疾患の検索と治療が大切であることを強調したい.
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