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臨床報告
原発性両側腸腰筋膿瘍の2例
著者: 石神純也1 朝沼榎1 小代正隆1 夏越祥次2 島津久明2
所属機関: 1鹿児島県立大島病院外科 2鹿児島大学医学部第1外科
ページ範囲:P.539 - P.542
文献購入ページに移動原発性腸腰筋膿瘍は,本邦では比較的稀な疾患である1).整形外科,泌尿器科などの各科領域で取り扱われ,他疾患との鑑別診断に難渋することが少なくない.今回われわれは,computed tomogra-phy(CT)が診断に有用であった両側腸腰筋膿瘍の2例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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