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文献詳細

雑誌文献

臨床外科48巻5号

1993年05月発行

文献概要

綜説—今月の臨床

生体部分肝移植

著者: 松波英寿1 橋倉泰彦1 池上俊彦1 千須和寿直1 河西秀1 北原修一郎1 寺田克1 嘉数徹1 西牧敬二1 杉山敦1 宮川眞一1 百瀬芳隆1 石曽根新八1 川崎誠治1 幕内雅敏1 河原崎秀雄2 岩中督2 高山忠利3 鎌田直司4 土肥雪彦5

所属機関: 1信州大学医学部第1外科 2東京大学医学部小児外科 3国立がんセンター中央病院外科 4 5広島大学医学部第2外科

ページ範囲:P.649 - P.657

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 Ⅰ.はじめに
 脳死ドナーからの肝移植が未だに開始できない現在,生体部分肝移植は国内で行える末期肝不全に対する唯一の有効な治療法であり,その良好な成績から,生体部分肝移植は本邦で確固たる地位を築きつつある1,2)
 本稿では,自験例を紹介するとともに,生体部分肝移植の問題点と今後の展望に関して述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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