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文献詳細

雑誌文献

臨床外科48巻5号

1993年05月発行

臨床報告

先天性十二指腸閉鎖症に合併した先天性膵嚢胞の1例

著者: 長田裕典1 藤村治彦1 武田功1 土岐彰1 笹岡和雄1 徳岡裕文1

所属機関: 1高知県立中央病院外科

ページ範囲:P.689 - P.692

文献概要

 はじめに
 膵嚢胞はしばしば経験する疾患であるが,小児の真性膵嚢胞はきわめてまれである.また,十二指腸閉鎖症は先天性腸閉塞症のなかでも発生頻度が高く,合併奇形や低出生体重児が多い.さらに,膵胆管開口部に近いという解剖学的特殊性から,診断・治療を困難にする場合がある.今回,われわれは,完全離断型十二指腸閉鎖症を合併した先天性真性膵嚢胞の1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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