icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科48巻6号

1993年06月発行

一般外科医のための医療材料カタログ・3

縫合器,吻合器

著者: 高石聡1 尾崎正彦1

所属機関: 1横浜労災病院外科

ページ範囲:P.780 - P.781

文献概要

 はじめに
 近年,消化器手術の手術適応が拡大されるに従い,一般病院においても手術件数が増加し,より安全確実で時間も短縮でき,さらに術者による差異の少ない消化管吻合術が要求されるようになってきた.器械吻合器は,古くは中山式胃腸縫合器のように胃切除術や消化管断端閉鎖に用いられてきたものもあるが,最近では食道空腸吻合術や結腸吻合術などにも使用されるようになった.また,感染症対策などの必要性からカートリッジタイプやディスポーザブルタイプが頻用されるようになってきた.今回は一般的な消化器外科手術に用いられる器械縫合器・吻合器を中心に,その長所,短所をまじえて使用上の留意点について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら