icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科48巻6号

1993年06月発行

文献概要

臨床報告

胃外性に発育した巨大胃平滑筋肉腫の1例

著者: 佐々木愼1 小西富夫1 根岸征示1 渡辺春子1 中島利子2 森一博3

所属機関: 1大森赤十字病院外科 2大森赤十字病院病理 3大森赤十字病院消化器科

ページ範囲:P.813 - P.816

文献購入ページに移動
 はじめに
 胃悪性腫瘍のなかで胃平滑筋肉腫の占める割合は0.1〜1.0%1)といわれており,胃癌に比べてその発生頻度ははるかに低い.膨張性に発育して,ときに巨大化することが知られており,文献上,最大径15cm以上に発育したものを巨大胃平滑筋肉腫と称している2)
 今回われわれは,その1例を経験したので,これまでの本邦報告例と合わせて集計し,その臨床病理学的特徴を中心に検討したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?