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臨床報告
胃外性に発育した巨大胃平滑筋肉腫の1例
著者: 佐々木愼1 小西富夫1 根岸征示1 渡辺春子1 中島利子2 森一博3
所属機関: 1大森赤十字病院外科 2大森赤十字病院病理 3大森赤十字病院消化器科
ページ範囲:P.813 - P.816
文献購入ページに移動胃悪性腫瘍のなかで胃平滑筋肉腫の占める割合は0.1〜1.0%1)といわれており,胃癌に比べてその発生頻度ははるかに低い.膨張性に発育して,ときに巨大化することが知られており,文献上,最大径15cm以上に発育したものを巨大胃平滑筋肉腫と称している2).
今回われわれは,その1例を経験したので,これまでの本邦報告例と合わせて集計し,その臨床病理学的特徴を中心に検討したので報告する.
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