文献詳細
特集 Up-to-date総胆管結石症治療
総胆管結石症の外科治療—開腹手術
著者: 木下壽文1 中山和道1 小須賀健一1 宗宏伸1 柴田順二1 比嘉義輝1
所属機関: 1久留米大学医学部第2外科
ページ範囲:P.867 - P.873
文献概要
近年,腹腔鏡下手術が頻繁に行われるようになり,総胆管結石症に対しても積極的に腹腔鏡下手術を行っている施設もみられる.しかし,腹腔鏡下手術では適応が制限されるため,現状では開腹手術が主体と考える.総胆管結石症での胆道付加手術は術後愁訴の原因となることから,遺残・再発結石予防のために安易に行うべきでない.
掲載誌情報