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文献詳細

雑誌文献

臨床外科48巻8号

1993年08月発行

一般外科医のための医療材料カタログ・5

経皮的胆道ドレナージおよび内瘻化カテーテル

著者: 丸山尚嗣1 尾崎正彦1

所属機関: 1横浜労災病院外科

ページ範囲:P.1049 - P.1051

文献概要

 はじめに
 超音波ガイド下胆管穿刺法の導入により,閉塞性黄疸に対する経皮的胆道ドレナージ(以下,PTCD)は以前に比べ容易かつ安全なものとなった.現在わが国では,術前に減黄してから手術を行うことが一般的であり,欧米でもその有用性が評価されつつある1).また,PTCDの内瘻化は病因・病態によっては有効な治療法であり,QOLの向上に大きく寄与している.胆道ドレナージ法の普及と発展に平行して,ドレナージや内瘻化に用いる材料にも種々の工夫がなされ製品化されており,使用するわれわれがどれにするか迷うほど選択肢が多い.
 今回は紙面の都合上,経皮的に用いるものについてのみ述べ,経鼻的あるいは手術時に用いるものは別の機会に譲る.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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