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文献詳細

雑誌文献

臨床外科49巻1号

1994年01月発行

特集 乳癌診療—今日の話題

乳房温存療法—その適応と治療成績

著者: 西常博1

所属機関: 1三井記念病院乳腺内分泌外科

ページ範囲:P.43 - P.48

文献概要

 乳房温存療法は,欧米においてはStage I期,II期の早期乳癌のスタンダードの治療法となっているが,日本においてはまだ試験的な治療法の段階にとどまっている.その両者における適応と治療成績を対比させ,相違点を明らかにした.欧米における乳房温存療法の成績から判明していることは,本療法はすべての症例に適応があるのではなく,術前に注意深く症例を検討したうえで選択しなければ,乳房内再発が増加するということである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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