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文献詳細

雑誌文献

臨床外科49巻1号

1994年01月発行

文献概要

臨床報告

血清CA 19-9が異常高値を示した胆石症の1例

著者: 加藤雅俊1 牧野剛緒1 黒木建1 野口伸一2 松田祥一3 瀬戸口敏明3

所属機関: 1黒木病院 2九州大学医学部第2病理 3宮崎医科大学第1外科

ページ範囲:P.129 - P.131

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 はじめに
 血清CA 19-9やCEAは,消化器系悪性腫瘍の診断的価値が評価され,特にCA 19-9は膵胆道系悪性腫瘍の腫瘍マーカーとして注目され広く普及してきた.しかし,悪性疾患だけでなく,良性疾患においても時に高値を示すことがある2,6).特に黄疸や炎症所見を認める胆石症において,CA 19-9が高値を示すことが多い.
 われわれは最近,血清CA 19-9が異常高値を示した胆嚢・総胆管結石症を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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