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文献詳細

雑誌文献

臨床外科49巻11号

1994年10月発行

特集 施設別/新・悪性腫瘍治療のプロトコール

Ⅰ.食道癌治療のプロトコール

(1)東京医科歯科大学医学部第1外科

著者: 遠藤光夫1 河野辰幸1 永井鑑1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部第1外科

ページ範囲:P.8 - P.12

文献概要

 食道癌治療の方針として,癌の深達度別にみてm癌で,リンパ節転移陰性としたものには,縮小手術(非開胸食道切除ならびに内視鏡的粘膜切除(EMR))を,また,sm癌以上のものは,開胸下食道切除・郭清を第1選択とし,術後集学的治療を行う方針としている.しかし,A3癌予測のものと,広範な転移リンパ節を診断したものでは,ネオアジュバント療法として,術前に化学療法または化学療法+放射線治療を施行し,治癒切除を行えるように考慮する方針としている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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