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文献詳細

雑誌文献

臨床外科49巻11号

1994年10月発行

特集 施設別/新・悪性腫瘍治療のプロトコール

Ⅲ.大腸癌治療のプロトコール

(4)癌研究会附属病院消化器外科

著者: 太田博俊1 上野雅資1 関誠1 中野聡子1 中島聰総1 西満正1

所属機関: 1癌研究会附属病院消化器外科

ページ範囲:P.106 - P.111

文献概要

 大腸は右側壁にある盲腸から直腸までをいうが,肛門管や虫垂をも含めた腸管にできる癌治療に当たっては,その占居部位によって,また主病巣の進行度によって大きく違ってくる.癌の状態を正確に把握し,初期の小さな癌であれば,内視鏡切除し,深く進行し,隣接臓器に浸潤していれば根治を目指し,他臓器合併切除をし,局所再発を極力防止した術式を選択している.本稿ではわれわれが最近行っている治療のプロトコールを示し(図1,表1),大腸癌に対するわれわれの治療方針を紹介する.なお病巣所見の表現,進行度,stage分類などは大腸癌取扱い規約に準拠した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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