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文献詳細

雑誌文献

臨床外科49巻11号

1994年10月発行

特集 施設別/新・悪性腫瘍治療のプロトコール

Ⅹ.肺癌治療のプロトコール

(4)国立病院九州がんセンター呼吸器部

著者: 矢野篤次郎1 一瀬幸人1

所属機関: 1国立病院九州がんセンター呼吸器部

ページ範囲:P.284 - P.288

文献概要

 肺癌治療は,基本的には臨床病期と組織型(小細胞癌か非小細胞癌か)の診断を行い,Ⅰ〜ⅢA期の非小細胞癌に対しては外科切除を,小細胞癌に対しては化学療法を中心とした集学的治療(I期例には外科切除も適応)を選択する.それ以外はすべてトライアルの域を出ないと考える.すなわち,当科ではこれまでに20年を越える肺癌診療の実績を持っているが,その間,免疫療法に主体を置いた時期や化学療法に主体を置いた時期などいろいろと治療法の変遷はあったものの,結局,結論は以上のとおりであった.よって,本稿で述べる内容は現在試行中の診療法が多く含まれている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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