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文献詳細

雑誌文献

臨床外科49巻12号

1994年11月発行

臨床報告

プロスタグランディンE1持続動注により治癒した虚血性骨壊死

著者: 笠島史成1 明元克司1 竹村博文1 手取屋岳夫1 上山武史1

所属機関: 1国立金沢病院心臓血管外科

ページ範囲:P.1489 - P.1493

文献概要

 はじめに
 末梢循環障害による虚血性壊疽で骨病変を伴うものは,従来,切断の適応とされてきた.今回われわれは,足趾に虚血性の骨病変が存在し,かつ下肢血行再建不能である症例に対し,プロスタグランディンE1(PGE1)持続動注療法を施行して著明な改善を認め,足部切断を回避しえたので,若干の文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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