文献詳細
手術手技
文献概要
はじめに
鼠径ヘルニア治療の術式選択にあたっては,再発を起こさず,しかも早期の社会復帰が可能であることが望まれる.最近われわれは,再発の最重要因子と考えられている縫合部の緊張(以下,ten-sionとする)を,人工の補強材(以下,prosthesisとする)を使用することにより,tension-freeの状態で修復するプラグ法を経験したので報告する.
鼠径ヘルニア治療の術式選択にあたっては,再発を起こさず,しかも早期の社会復帰が可能であることが望まれる.最近われわれは,再発の最重要因子と考えられている縫合部の緊張(以下,ten-sionとする)を,人工の補強材(以下,prosthesisとする)を使用することにより,tension-freeの状態で修復するプラグ法を経験したので報告する.
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