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文献詳細

雑誌文献

臨床外科49巻3号

1994年03月発行

文献概要

臨床報告

体幹部に進展したガス壊疽の1症例

著者: 岡崎啓介1 武田和久1 佐古達彦1 福山時彦1 内山元昭1

所属機関: 1九州労災病院外科

ページ範囲:P.363 - P.366

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 はじめに
 ガス壊疽は,広義にはガス発生を伴う感染症の総称であり1),狭義にはClostridial myonecrosisを意味する2)
 clostridial gas gangreneとnon-clostridialgas gangreneでは,その病態・治療は異なるが,的確な初期治療がなされなければ予後不良であるという共通点を有し,便宜上「ガス壊疽」としてまとめて扱われる.非外傷性の症例やnon-clos-tridial gas gangrene症例の報告例の増加に伴い,現在の定義には若干の問題があるとする提言もみられる3)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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