icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科49巻3号

1994年03月発行

文献概要

臨床報告

嚢胞状変性を伴った右腋窩部巨大神経鞘腫の1例

著者: 並川努1 川村明廣1 橋本祥恪1 古屋泰雄1 弘井誠2 緒方卓郎3

所属機関: 1くぼかわ病院外科 2くぼかわ病院病理 3高知医科大学第1外科

ページ範囲:P.375 - P.378

文献購入ページに移動
 はじめに
 神経鞘腫(schwannoma)は,末梢神経のSch-wann細胞から発生し,四肢,躯幹,頭頸部などの軟部組織に好発する良性腫瘍で,大きさは1ないし数cm径のものが多いとされている.今回われわれは,右腋窩部に発生した神経症状を呈さない小児頭大の神経鞘腫を経験したので,若干の文献的考察を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?