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文献詳細

雑誌文献

臨床外科49巻5号

1994年05月発行

特集 術中肝エコーのABC

肝臓外科手術における術中超音波映像下穿刺術のテクニック

著者: 才津秀樹1 大堂雅晴1 斉藤如由1 西尾禎一1 中尾哲二1 松本敦1 吉田正1 谷脇智1 奥田康司1 中山和道1 大石喜六1 田中正俊2

所属機関: 1久留米大学医学部第2外科 2久留米大学医学部第2内科

ページ範囲:P.571 - P.578

文献概要

 術中USは,癌腫の存在診断や肝切除範囲の決定にはもちろんのこと,さらに最近ではEndoscopic MCNという内視鏡下での肝癌治療においても,専用のUSプローブを利用して術中USを行うようになっている.
 また一方,術中USのみにとどまらず,それを応用した術中US映像下穿刺術のテクニックは,①術中新たに発見される小結節を穿刺するため,②MCNをより安全かつ正確に行うため,③肝切除の際の出血制御を目的として肝静脈内にバルーンカテーテルを留置するためにも利用されるなど,肝臓外科手術における診断と治療面への応用範囲がますます拡大していることを紹介した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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