icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科49巻5号

1994年05月発行

臨床研究

腫瘤径別にみた乳頭温存手術(GIt+Ax)の治療成績

著者: 尾浦正二1 櫻井武雄1 吉村吾郎1 玉置剛司1 梅村定司1 内藤泰顕2

所属機関: 1和歌山県立医科大学附属病院紀北分院外科 2和歌山県立医科大学附属病院紀北分院胸部外科

ページ範囲:P.623 - P.627

文献概要

 はじめに
 乳癌縮小手術として乳頭および乳房温存手術を施行する場合,腫瘤径,腫瘤占拠部位,広範な石灰化や乳頭異常分泌の有無,組織型,腋窩リンパ節転移など種々の要因が適応基準因子として選択されているが,ごく例外的な一部の施設を除けば,腫瘤径が適応基準の根幹を成しているのが,ほとんどの施設の現状と思われる.そこで今回われわれは,腫瘤径別に乳頭温存手術Glt+Ax(以下,温存術)施行例の治療成績を乳房切除手術(以下,切除術)施行例と比較し,温存術の有用性を検討したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら