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文献詳細

雑誌文献

臨床外科49巻6号

1994年06月発行

臨床報告

Peutz-Jeghers型過誤腫性小腸ポリープの1例

著者: 田中雄一1 瀬戸泰士1 花岡農夫1 工藤保1 小野巌2

所属機関: 1中通病院外科 2中通病院病理科

ページ範囲:P.779 - P.782

文献概要

 はじめに
 Peutz-Jeghers症候群は,消化管の過誤腫性ポリポーシス,色素沈着,常染色体優性遺伝の3つの特徴を有し,全体の55%にこれらすべてがみられるとされているが1),まれに色素沈着や遺伝歴のない不完全型Peutz-Jeghers症候群ともいえる過誤腫性ポリープの単発例の報告がある2-7).今回われわれは,Peutz-Jeghers型過誤腫性小腸ポリープによる腸重積症のまれな1例を経験したので,若干の文献的考察を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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