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文献詳細

雑誌文献

臨床外科49巻7号

1994年07月発行

文献概要

臨床報告

絞扼性イレウスを呈した小腸型Chilaiditi症候群の1手術例

著者: 福田淑一1 平尾智1 吉岡幸男1 鷹取浩1 塚崎義人1 木下博明2

所属機関: 1ツカザキ病院外科 2大阪市立大学医学部第2外科

ページ範囲:P.911 - P.914

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 はじめに
 消化管の一部が右横隔膜と肝臓の間に嵌入した状態を総称してChilaiditi症候群といい,比較的まれな病態である.しかし,症状を呈することが少ないため偶然発見されることが多く,また,嵌入する消化管の大部分は結腸で小腸はまれである.われわれは絞扼性イレウスを呈した小腸型Chilaiditi症候群の1手術例を経験したので,若干の文献的考察を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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