icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科49巻8号

1994年08月発行

特集 消化器外科におけるInterventional Radiology(IVR)

急性胆嚢炎,急性胆管炎に対するIVR—PTCD,PTGBDについて

著者: 津布久裕1 跡見裕1

所属機関: 1杏林大学医学部第1外科

ページ範囲:P.977 - P.982

文献概要

 急性胆嚢炎,急性胆管炎に対する非観血的ドレナージとしてのPTCD, PTGBDは,超音波ガイド下で施行されるようになった.本法は安全で胆道内圧の上昇をきたさないことから,胆道感染症に対しても第一選択の治療法として広く行われている.しかしながら,ドレナージをより安全に施行するには,術前後の十分な管理と手技の習熟が必要である.特に術中,術後の合併症として,出血,チューブ逸脱などの問題があり,そのつど適切な対応が要求される.PTCD法を利用しての切石や,内瘻化などがあり,本法は胆道ドレナージの手術として今後も応用されると考えられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら