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文献詳細

雑誌文献

臨床外科49巻8号

1994年08月発行

特集 消化器外科におけるInterventional Radiology(IVR)

消化管出血に対するIVR

著者: 星川嘉一1 蘆田浩2 島英樹2 野坂俊介2 石川徹2

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学放射線科 2藤沢市民病院画像診断科

ページ範囲:P.997 - P.1005

文献概要

 消化管出血に対するアプローチは施設により様々であるが,救急医療の現場においては内視鏡検査の役割が大きい.しかし,血管造影による止血術の有用性は欧米において高く評価されており,近年,本邦でも経カテーテル的止血術の報告が多くみられる.interventionalradiologyの分野では,カテーテルや手技の進歩により,超選択的カテーテリゼーションが行えるようになってきており,消化管出血に対しても超選択的塞栓術が可能となった.今回は,消化管出血に対する経カテーテル的止血術について述べるが,救急医療に携わる臨床医の参考となれば幸いである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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