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外科と病理
穿孔した十二指腸潰瘍の一剖檢例
著者: 黑羽武1 古川弘平1
所属機関: 1東北大学医学部病理学教室
ページ範囲:P.519 - P.520
文献購入ページに移動 胃及び十二指腸潰瘍は文化病の一とされ,戰後は特に本病が増加する傾向にあるとゆう(川島). 一方に於て東北地方では最近,蛔虫症の作爲による急性症が注目を惹き,外科的に種々興味ある知見も報告される(槇,島田). 茲に記載せんとする症例は,患者自身が内科医であって,診断を考え過ごした点に多くの教訓を含んでいる.
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